また,急な休講や時間変更(遅延等)などは,iijima-graduateを通じて行います。
院の行事等に関しては,math-graduateで漸次行えるようにしていきましょう。
しかし,多くの場合,「似たような問題状況」に遭遇する。
それぞれの問題場面ごとにちょとずつ違ったソフトを作り直すよりも,より多くの場面で使えるようなソフトを作る方がいい。そういう意味で,「汎用性」がソフトには要求される。そのような汎用性を持っていることが,「ツール」であるための一つの要因である。
同時に,その道具が使いやすいものであるためには,そのツールのコンセプトが分かりやすく,またできるだけ通常の思考を妨げずに,使えるものであることが必要だ。それがいわゆる「ユーザーインターフェイス」の問題である。
これらの2点は,笹根さんが取り上げていることである。
この集合は,ユーザーの集合によって変化する。たとえば,
そのため,「ツール」を開発する場合には,想定するユーザー群の多様性に応じて G(S) を想定し, それに対して対処可能な形で設計することが必要になる。
ビジネスソフトが基本的に「所定の目的を持った大人」が使うソフトであるのに対して,教育用ソフトは子どもが使うソフトであり,多くの場合,事前には想定していなかったような使い方をするケースも少なくない。(もっとも,その現象を把握したときには,「なるほど,そういうこともありうる」と納得することの方が多いが)
そういう意味でも,「どういうことが生じたか」というケーススタディのフィードバックが不可欠なのが教育用ソフトという面もあると思う。
ユーザーインターフェイスに関しても,同様の議論が可能だが,このことについては,他の要因も多いので,また別の機会に考察することにしよう。
以下の中の一つを選択すること。