辺AC上に点Bを取る。AB と BC をそれぞれ一辺とする正三角形 ABD と BCE を線分 AC に対して, 同じ側に作る。
そして, DC と AE の交点を F とする。
しかし,実際には,そんなことはなかったのです。それを,別の観点から,WWW上でまとめてみたのが,これです。
この図においては, ΔABEとΔDBCが合同です。そして,合同性を保つような一般化の限界は,上記に述べたようなことです。
そのときには,
AE = DC , ∠AFC = 120°(一定)
などが成立します。
ここで,合同ではなく,相似であればいいと条件を緩めるとどうなるでしょう。
まず, AE = DC のような,長さに関する性質は生き残れません。
また, ∠AFCなども,その大きさがある値になるという性質は生き残れません。
しかし, ∠ EAB = ∠ DBC のような, 角の相等性は生き残ります。
そのため,想定している角が変化してしまうような場合には, 変化しつつも,ある角とある角は実は等しいという現象になりますが,その想定している角が変化しない場合には,ある角の大きさが一定,つまり,ある点の軌跡が円になるという現象は生じます。
つまり, 元の問題状況における特色を