GC/Win とネットワーク対応
-ブラウザからGeometric Constructorを呼び出す -
愛知教育大学 数学教室 飯島康之
概要
1.こんな感じに使います
まず,ブラウザを起動します。ここでは,Internet Explorer を使います。Navigatorでもうまくできるのかもしれませんが,現在までのところ,うまくいっていません。WWWサーバーでのMIMEタイプ等の設定が必要なのかもしれません。
そして,データにアクセスします。
何も設定をしていないと,次の画面のように,データそのものが表示されてしまいます。
しかし,きちんと設定しておくと,まず,次の画面がでます。
なお,「この種のファイルであれば..」をオフにしておけば,次回からはこの画面は出ません。
そして,「開く」を選択すると,別のWindowとして,次の画面のようなGeometric Constructorが起動され,ファイルが読み込まれます。
2.必要な設定(Internet Explorerの場合)
さて,このように設定するためには,何種類かの方法がありますが,後で設定を解消する場合のことも考えると,「マイコンピュータ」の中で設定するといいでしょう。(エクスプローラでも右ボタンを使って簡単に設定できますが,それを解消することができない)
「オプション」の「ファイルタイプ」で,「追加」をします。
そして,「gc4」という拡張子に対して,Geometric Constructor / Win を起動する(open)ように設定して,「ok」を押します。
3.利点と問題点
利点
- 使いやすく出来上がっているブラウザの環境で使うことができる
- Geometric Constructorの方で余計な機能をつける必要がない
問題点
- 拡張子が一つあるいはいくつかに限定される
これは,ある意味では,「作法」ですから,それを守っていないソフトの方に問題があるということもできます。しかし,実際にDOS版のGeometric Constructorでは,いろいろな問題から,データを保存するディレクトリィの名によってそれを識別するようにして,拡張子は自由に変えてきました。(実際,漢字4文字ならば,そこそこ表現できますが,それ以下では,とても苦しいものがあります。)
そして,よいかどうかは別として,すでに,そのようないろいろな拡張子が付いてしまっているファイルがかなり蓄積されています。もちろん,拡張子を変えるというのが,一つの手ではありますが,そのようなデータをそのまま使いたいと思ったときには,この方法は制約を覚えるのは事実です。
- ファイルをクリックするたびに,Geometric Constructorがまた別の窓で起動される。