GC/Win とネットワーク対応


概要

  1. はじめに
  2. ブラウザからこんな感じに使う
  3. 端末ではこういう設定が必要
  4. 設定を変更/解消するには
  5. サーバーの側で必要なこと
  6. 今後,どういう可能性があるのか
  7. 資料

0.はじめに

GC / Win は,ブラウザと連携して,ネットワーク的に使うことができる。
多くの使い方は,ブラウザで提示しているデータを

「クリックしてそのまま GC/Win で使う」

という使い方だろう。

そのようなデータをいかに蓄積するかということを考えると,「作る側」の問題もあるが,まず,ここでは,そういう使い方をするための設定等について述べることにしたい。
以前,いろいろな思いも込めてこのページを作ったが,それは,「以前のページ」の方を参照してほしい。


1.ブラウザからこんな感じに使う

設定が済んでいる場合には,こういう使い方ができます。

  1. ブラウザで,「GCデータはこちら」という表示がある画面を見ている

  2. 「GCデータはこちら」をクリックすると新しい GC/Win が起動され,そこにデータが読み込まれる

  3. そして,そのまま,GC/Winで行う作業をブラウザの隣で実行し

  4. 不要になったら,GC/Winの窓を閉じる。


2.端末ではこういう設定が必要


3.設定を変更/解消するには


4.サーバーの側で必要なこと

上記のような設定を行うと,ローカルにそのような使い方をすることは可能です。
しかし, WWW でそういう使い方をしようと思うと, WWWサーバーの側で,「MIMEタイプ」を設定する必要があります。

たとえば,ここでは,GC4という拡張子に対して,「application/gcwin」というタイプを設定しています。

このような設定は,一般のプロバイダ等で気楽に設定してくれるとは限りません。
そういう意味でも,この手のデータを公開するためには,データアーカイブ用のサーバーをどこかが提供する必要があるのかもしれません。

なお,Geometric Constructorを含め,様々な数学用ソフトに関するデータを WWW で公開したいと思っている方で,上記のような使い方をしたいと思っている方には,当サーバーでそれなりの対処ができるかもしれませんので,お気軽にご連絡ください。


5.今後,どういう可能性があるのか

GCワールドの中では,マニュアルの延長として,いくつかの「練習問題」を用意しつつあります。
たとえば,軌跡にある練習問題などがその一つの例です。
これは,どちらかというと,先生方を念頭において作っている「練習問題」ですが,同様の趣旨で,生徒用の様々なワークシートを作ることもできるでしょう。
そして,そのようなワークシートは,たとえば,テーマ別に,また学年別になど,様々な観点で分類し,ある意味でのデータベースを形成することもできるでしょう。

誰がそれを作ってくれるのか。誰かが作ってくれるかもしれません。あるいは,「こういう資料があるといいな」という発言をすることで,それに関連するものを,誰かが作ってくれるかもしれませんし,自分自身で作ってみて,公開してみるというのも一つの手かもしれません。

いずれにしても,今までと違うことは,そのような資料を作ったときに,それは身近な研究グループだけなどではなく,よりグローバルに利用できるということです。

取り敢えず,どういう資料があるといいか,ということについて議論してみたり,試験的なものを作ってみたりしようと思います。ぜひ,気軽にご意見をお願いします。