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VBScriptの利用

愛知教育大学 数学教室 飯島康之


目次


0.はじめに

私自身は,Quick BASIC,Visual BASICを使って数学および数学教育のための道具を作ったり,使ったりしている人間です。WWW上でのいろいろな試みを進める上で,VBSは面白い可能性を提供してくれていると思います。 この道の専門家ではありませんが,自分なりに感じることや,試してみたことなどをまとめてみたいと思います。想定している読者は,まず自分自身であり,ゼミの学生・院生,学校の先生方ですが,お気づきの点がありましたら,気楽に イ連絡いただければ幸いです。

1.基本的な特徴


2.こんなスタンスで使ってみるのはどうだろうか

数学教育関連の場合,次のようなスタンスで使ってみるのはどうでしょうか。

ねらい例(かけ算を例に)
BASIC,QBなどで作ったプログラムをWWW化し,寿命を延ばすa,bに対して a*b を出力させるなどというチョー簡単なプログラムはあっと言う間に書けるわけですが,入力と出力をちょっと工夫するだけで,VBSに移植できます。
かけ算のページ(1)
「電卓」を使うような気軽さで使えるちょっとした道具を作る上記のものでもいいのですけど,それを使って数学の何かを調べることを想定すると,計算の記録が残るようにするだけで,かなり便利になります。
かけ算のページ(2)
そのちょっとした道具を使ってどういう問題を調べると面白いかをWWW化する上記のページは,これだけを見ても全く面白さを感じません。
しかし,問題例が適切ならば,結構いろいろな探究をすることが可能です。
そのためには,授業ならば発問が不可欠なわけです し,WWWの場合ならば,問題と結びついたページを豊富にすることが不可欠です。
これは,上のページを利用して調べる問題の例です。
発問等も工夫し,授業などでも使えるページに育てる
次の観点などに関して,議論したり,育てたりできるような体制を作り,仲間を育てる
  • ある問題に関する解答
  • その道具で探究するに値する問題
  • その道具自身の改良
これらを通じてどの学校でも使えるような教育用リソースを育てていく


3.Quick BASICで作ったプログラムをVBSに移植するために


4.サンプル


問題との連携 小品

リソース