Forum of Quick BASIC

愛知教育大学数学教室 飯島康之


概要

  • テーマ別の索引

  • 資料

  • はじめに

    Quick BASICをはじめとするBASIC系の言語を使った数学的探究および,その周辺でのプログラミングに関する当研究室の資料・ノウハウを公開します。

    対象としている処理系

    Microsoft BASIC 7.1 (98,FMR,DOS/V)
    Quick BASIC 4.5 (98,FMR50/60)
    QBASIC (DOS/V)

    Visual BASIC(VB)
    Visual Basic Script(VBS)
    Visual BASIC for Application(VBA)
    UBASIC
    FBASIC/Win



    大学での授業(応用数学)のテキスト


    1999年度

    PDF 1 2
    TXT 1 2
    HTML 1 2
    OASYS 1 2

    1998年度(前期のみ)

    PDF 1 2 3 4 5 6 7 8
    TXT 1 2 3 4 5 6 7 8
    HTML 1 2 3 4 5 6 7 8
    OASYS 1 2 3 4 5 6 7 8

    1997年度

    1996年度

    第1回(4/11) 第2回(4/18) 第3回(4/25) 第4回(5/2) 第5回(5/9) 第6回(5/16) 第7回(5/31) 第8回(6/7) 第9回(6/14) (続く)
    以上のすべて

    1995年度

    前期すべて:: 後期すべて

    プログラミングに対する私の基本的な考え方

    「数学的探究のための道具」作りとしてのプログラミング

    私は,趣味としてのプログラミングをしているのではありません。主として,数学的探究のための「道具」としてのプログラミングを考えていますし,また実践しています。
    だから,常に,
    「数学的探究を変えるのか」
    「授業を変えるのか」
    という観点での評価が重要になります。プログラムとして,どんなに性能のよいものであっても,それによって,数学的探究が変わらなければ,そんなものは存在価値はないのです。逆に,プログラムとして稚拙なものであっても,それがいい数学的探究を生むのであれば,それはとてもよいプログラムとなります。
    そのため,ドキュメントとしても,
    「こういう数学の問題が解けた/解ける」
    「こういう発問ができた/できそう」
    「こういう授業ができた/やりたい」
    というものも不可欠になります。
    また,言語の選択においても,ある意味ではC/C++の選択肢もありますが,

    開発効率のよさ

    などを重視すると,Quick BASICを中心とする,BASIC系の言語も,一つの選択肢になりうると判断しています。

    応用数学IでQBASICを使う背景

    実際,特に応用数学 I などで,学生が使うべき言語,あるいは言語環境として,何が適切かという問題は,とても悩ましい状況がここ数年続いています。
    現在採用している「Qbasic」という言語は,市販のソフトではありません。Win95/98などに添付されている,いわば「おまけ」のソフトです。市場的には,Basic系であれば,Visual Basic が標準ですし, DOS的な使い方を重視するならば, FBasic/Winなどが選択肢になります。あるいは,Borland C/C++や, Visual C/C++とか, Javaなどを候補として考えた方がいいのではなかという議論も出てきます。
    「はじめての言語環境」で,しかも「数学的実験のための道具」で,その多くの学生が教員になる場合に,何が適しているのか。そういう観点で考えたときに,以下のような理由で,現在は「Qbasic」を採用しています。逆に言えば,「Qbasic」は最終的な目標地点ではなく,それが一つの出発点と考えています。

    上達へのヒント


    QBASICの所在と使い方


    資料