愛知教育大学 飯島康之
この,「増減表」を微分を使って求めるというのは,確かに優れた方法です。たとえば,3次関数の概形を求めるような問題では,きちんと正確に求めることができます。そして,有限の場所を調べることによって,実数全体に関してきちんと調べることができるのです。
しかし,では,果してこの方法は,本当に万全なのでしょうか。
ここでは,次の方法を想定しています。
基本的に,データの「表」を基にして,点(x,y)を数多くプロットし,「散布図」を作ることを支援してくれます。グラフの定義域や値域は自動的に認識され,すべてがグラフ内に納まるように,座標を自動設定してくれます。それは「小さな親切」であるだけでなく,「大きなお世話」になる場合もありえます。そのため,
が基本的な方略となります。
ここで想定しているのは,こちらのソフトです。つまり,
が基本的な方略となります。