数学教育と情報化
教師の視点から>

授業を変える

「教育が変わる」というときに, 最も直接的なのは, 「授業が変わる」ということだと思います。
しかし, 同時に, 「コンピュータやネットワークさえ使えばいい」というものではありません。それらを使うことによって, 「今まで実現したかったができなかったこと」が実現できるかどうかということです。

(1) 普通教室にプロジェクタを持ち込む - 授業における「プレゼン」 -

2005年をめどとする「教育の情報化」では, 最も基本的なものは, 普通教室にプロジェクタを持ち込もうというものです。それによって, 分かりやすい解説をする場合もあれば, 問題場面の提示をしたり, 議論をさせる場合など, いろいろあるでしょう。総括して一言でまとめるとしたら, 「プレゼンの道具としてプロジェクタを使う」ということです。
数学的現象そのものを, 授業の中で見せる。それだけでも, かなり変わる部分があるはずです。

(2) コンピュータ教室での探究的な学習


(3) ネットワークを使った協同学習


(4) ネットワークを使った個別学習