近鉄電車の特急や,バスの出入り口のドアなどに,二つ折りで内部に開かれるものがある。
変なところに立っていると,ドアに「挟まれてしまう」ことがありそうだ。
そういう場所には,「入らないでね」ということを示す線があったりするが,果たして,本当に「危ない」ところは,どこなんだろう。
この作図は,
ピストンの動き
とよく似ている。
その違いは,ピストンの方は,車軸の周りを回るのに対して,ドアの方は,直線状のレールの上を動くことである。つまり,「円」の部分を「直線」にさえ変えればいい。
あるいは,この図の直線を「円」に直せば,ピストンができる。
次のような手順になる。
しかし,余分な線が多いので,
いくつかの円や直線の色を「消す」
すると,こうなる。
そして,
軌跡を残すと
,こうなる。
ここですでにドアは「立って」しまった。ここから先はまた「倒れる」。