「こんなときこうなる」という事実を受けると, 関連していくつかの問いをしたくなる。その一つは, そうでない場合について 「図を観察しないで予想する」 ことだ。 「長方形のときにひし形」 ということが分かったとしたら, 「こうでないとどうなる」 等で, 「じゃあ, ひし形になったらどうなる?」 と尋ねる場合もありうる。 このような種類の発問が 「こんなときどうなる」 である。 あるいは, 「どんなときどうなる」という幅広い発問に対して,いろいろな場合をリストアップしたとすると, それをいくつかのグループで分割して取り組むときには, それぞれのグループが, 「こんなときどうなる」を担当することになる。 |