Geometric Constructor マニュアル  vol.4 (上級編)

      目 次

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

0.はじめに 1.Geometric Constructor を開発する上で考えているソフトウェア観

1.0 この章を書いた理由  1.0.1 「姿勢」を再考すべき時期にきている  1.0.2 ソフトに関わる様々なことに不満を感じることが多い  1.0.3 ある学会での経験  1.0.4 公的機関で行われる講座について感じること  1.0.5 教育用ソフトまで98に偏ることの不自然さ 1.1 ユーザーが支え, 発展させるものとしてのソフトウェア観 1.1.1 「備品」あるいは「消耗品」としてのソフトへの疑問 1.1.2 工業製品としてのソフトへの疑問 1.1.3 教育でのコンピュータ利用に対する私的イメージ 1.1.4 ソフトを支えるユーザー文化 1.1.5 ソフトを売るとは文化環境を売ること, しかしそれは商品か(?) 1.1.6 教育用ソフトに必要な原則としての「アクセス可能」 1.1.7 ソフトは無料であるべきではないという理由> 1.1.8 教育的な, あまりに教育的な存在としてのソフトウェア 1.2 教育研究・実践のプラットホームとしてのソフトウェア 1.2.1 教育研究・実践とその相互交流を可能するためのプラットホームとしてのソフトウェア 1.2.2 複数のプラットホームの存在 1.2.3 教師にとっては,すべてに精通している必要はない。 1.2.4 ソフトとの付き合い方  1.2.5 重要な二つの課題 −ソフトの問題と教育研究の問題−

2.ソフトウェアと教育研究をどう育てるか

2.1 ソフトウェアを教育研究・実践のプラットホームとして育てるために  2.1.1 「意図」がなければソフトは育たない  2.1.2 使えるデータの蓄積  2.1.3 教材, 指導法, ワークシートなどの関連資料の蓄積  2.1.4 教育理論の整備  2.1.5 プラットホームでの作業の整備 - ソフトの改良, ツールの開発等-  2.1.6 使える環境の拡大 2.2 コンピュータ利用が生む教育研究の源泉 2.2.0 必要性を感じた人がやらなければ誰もやらないままになってしまう 2.2.1 ソフトは教授=学習の環境を変えてしまう。 2.2.2 解くための道具を変えてしまう。 2.2.3 活動を変えてしまう。 2.2.4 教師自身が,数学を「する」経験を実感することができる。 2.2.5 追究の可能性を潜在的に拡大しているので,意図的な指導なしでも,生徒が様々な発見をしてしまう可能性がある。 2.2.6 教育内容やカリキュラムの再検討が必要になる。 2.3 作図ツールの「一つ」としてのGeometric Constructor  2.3.1 ソフト群を全く分離して研究することの不毛性  2.3.2 作図ツールという概念  2.3.3 Geometric Constructor 以外の作図ツール  2.3.4 作図ツールの分類 2.3.5 比較のための研究課題

3.Geometric Constructor における研究のためのデータ収集・整理の方法論

3.1 Geometric Constructor における記録可能なデータの種類 3.2 記録のための目的  3.2.1 いろいろな図形を保存する  3.2.2 自分の探究の経過が分かるように記録する  3.2.3 問題集を作る  3.2.4 生徒の記録を取って分析する  3.2.5 スナップショット機能  3.2.6 論文などで使う図をまとめて保存する  3.2.7 オンラインヘルプ文書をカスタマイズする 3.3 よりよい収集・整理のためのヒント

4.研究のための基礎資料

4.1 Geometric Constructor に関する文献表 −これまでの研究の経過と文献案内− 4.2 作図ツールに関する文献の分類 4.2.0 はじめに  4.2.1 サーベィ  4.2.2 数学教育にとっての研究課題  4.2.3 作図ツールの概要  4.2.4 作図ツールの設計・ソフトの思考への影響  4.2.5 ソフト開発の現場  4.2.6 既存の教材等からの分析  4.2.7 自分の思考プロセスの分析  4.2.8 課題学習等のための問題の収集  4.2.9 大学生等の思考プロセスの分析  4.2.10 授業分析 (含プロトコール等)  4.2.11 学習環境・教具の比較  4.2.12 教材化や授業化のプロセス  4.2.13 授業実践例  4.2.14 文献紹介

5.Geometric Constructor から見たハードウェア各論と環境設定

5.1 Geometric Constructor の対応機種と互換性  5.1.1 対応機種  5.1.2 データの互換性  5.1.3 操作環境の互換性  5.1.4 解像度の違いへの対処の仕方  5.1.5 機種ごとの問題点, 使えない機能 5.2 Geometric Constructor の利用形態別の考察  5.2.1 フロッピィ1枚のみでの運用  5.2.2 フロッピィ2枚での運用  5.2.3 ハードディスクでの運用  5.2.4 フロッピィとRAM ディスクでの運用(MARTYの場合を中心に) 5.3 ハードディスク等へのインストールについて 5.4 コンピュータ本体の特徴 5.4.1 9801系(NEC)  5.4.2 9801系 (エプソン) 5.4.3 FMR-50(FM系全般を含む) 5.4.4 FM-TOWNS 5.4.5 FMR-60/70/80  5.4.6 MARTY  5.4.7 DOS/V 系 (PC/AT 互換機) 5.5 メモリ  5.5.1 要約  5.5.2 重要なのは空きコンベンショナルメモリ  5.5.3 Windows 用に設定している場合の問題点  5.5.4 一つの解消方法としての,複数のCONFIG.SYS  5.5.5 DOS6.2とUMB の活用  5.5.6 EMS メモリの利用 5.6 CONFIG.SYSの構成と必要なドライバ 5.6.1 9801系 5.6.2 FM系  5.6.3 DOS/V 系 (日本語環境)  5.6.4 DOS/V 系 (英語環境) 5.7 DOS                        (未完成)  5.7.1 それぞれのバージョンの基本的特徴 5.7.2 NEC 98系MSDOS 5.7.3 NEC 98系MSDOS とマウスドライバの相性  5.7.4 富士通 FM 系MSDOS  5.7.5 富士通 TOWNS-OS  5.7.6 DOS/V MS-DOS 5.7.7 DOS/V PC-DOS 5.8 日本語FEP                    (未完成)  5.8.1 9801系 5.8.2 FM系 5.8.3 DOS/V 系 5.9  プリンタ  5.9.1 プリンタに関する簡単な覚書 5.9.2 カラーコピーの取り方

6.Geometric Constructor のバージョンアップとサポートについて

6.1 Geometric Constructor の配付形態  6.1.1 基本的留意点  6.1.2 配付経路  6.1.3 バージョンアップのサイクル  6.1.4 情報・資料の配付形態  6.1.5 登録済の公共機関のライブラリ (登録順) 6.2 Geometric Constructor のバージョンアップ 6.2.1 バージョンの決め方 6.2.2 バージョンアップ情報 6.2.3 バージョンアップの方法 6.2.4 送金方法 6.3 Geometric Constructor のサポート  6.3.1 基本方針  6.3.2 愛知教育大学公開講座とGC通信