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GC通信

vol.4 / No.3 / 97.7.12

−愛知教育大学公開講座「コンピュータで図形の授業を変えよう」−

第三回資料:作図の基礎

 飯 島 康 之 


概要


  • 3.前回のレポートなどからのケーススタディ

  • 4.図形を気軽に「動かして」みる(2)

  • まだ,いくつかの例を挙げているだけですが,その延長線で,あるいは別の方向で,どういう探究が可能かを探ってみてください。

  • 5.川崎での二つの出来事

  • スキャナなどが具合が悪いので,残念ですが,詳しいことは後日。


  • 6.配付資料
  • 7.次回までの提出課題

  • 6.配付資料


    1. 講座用のフロッピィディスク (回収します。)

    2. Geometric Constructor データ (公開講座 No.3)
        今日の講座で使ったデータを収録しています (パス名:97公開03.GC4) 。1.25Mフォーマットですので,DOS/V等で1.44Mが適切な方は,講座用のフロッピィをそのままご利用ください。

    7.次回までの提出課題


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    1.はじめに


    今回は,「作図」を扱います。前回の「変形」,前回の「軌跡」そして,今回の「作図」が基本セットです。残念ながら,作図のケーススタディのための「課題」として提出していただいたものが少なく,次回からは「締め切り」をもっと先に延ばす等の工夫をしたいと思っています。

    また,次回の具体的なテーマはまだ「決定」してはいません。昨年は「調べるための問題を作る」ということで行いました。おそらく,そのような「課題作りのための方法」について検討することになるかと思いますが,次回までにはかなり時間がありますので,変更するかもしれません。「こういうことを扱ってほしい」という希望があれば,十分対応できると思いますので,お気軽に提案してください。

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    4.図形を気軽に「動かして」みる(2)


    問題(の実質的な意味)は文脈によって変わる。
    「この学年のこの単元でこういう流れの中」だから,「この図」と「こういう意味」を持つ。
    しかし,同時に,

    文脈が変われば,問題は変わる

    たとえば,

    文脈は変化し,問題が変わる可能性が出てくる。

    作図ツールを使うとき, これまでのような「紙と鉛筆での問題解決」と比較すると,「問題文を読む」ことよりも,

    など,図そのものと関わることがより大きな意味を持つようになる。

    すると,

    先生の方は,「A」ということに注目してほしい
    と思っているのに,
    生徒は「B」ということに注目している
    というようなことがよくある。

    生徒が教師の作った枠からはみ出すことがあるのは許せない

    と思う先生には適していないソフトなのである。

    しかし逆に,

    というようなことを思う先生方にとっては,「いつまでも楽しめる」ソフトであり,また「緊張感のある授業」を演出してくれるソフトなのである。

    さて,話を元に戻してみよう。

    文脈が変われば問題は変わる

    のである。あるいは,

    先生の「意図」が問題ではなく,図そのものに面白さが内在していて,生徒はそれを感じる

    のである。そのため,生徒の活動を読み取ったり,次の一手を読み取って,適切なアドバイスをしたり,またよりよい授業を設計するためには,

    先入観にとらわれずに,図本来の面白さを楽しむこと

    が不可欠になる。そのためには,たとえば,

    等について研究することが,我々の基礎体力を育てることになる。

    今回は,「三角形」に関するものを,次の観点で分析してみた。「問題例の提示」程度でとどめているので,その続きを検討いただければ幸いである。

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