講義・演習
ソフトウェアの活用と指導案作成
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(プロジェクタの画面を見ながら考えるやり方で)
Win95/98/NT4.0,macintosh | ネットワークコンピュータとしての利用には不可欠 |
Win3.1 | 現状としては,ちょっと中途半端なスタンス |
DOS | ubasicやQuick BASICやGC/DOSなどには使える |
グラフ電卓 | TI-92などは,数学的探究に使われそうな基本的なソフトを搭載している。パソコンと比べ,見劣りはするが,価格,稼働時間などは,リーズナブル。 |
Win/CE | 「1人1台」を現実的に考えるには,このあたり。しかし,まだ発展途上。 |
パソコン(20,40台) | 生徒が「調べる」活動を含む | コンピュータ室の確保が難しいのが一般的 マルチメディア化に伴い,他教科での利用が増えれば,数学での利用はより難しくなりそう |
パソコン(1台)+提示装置(プロジェクタなど) | 問題提示などのため | 使いたいときに使える環境さえ整備できれば,かなり有望 また,ネットワーク化されていれば,職員室等でデータを作成し,教室で必要に応じて使い,必要な生徒は,放課後や家庭からもアクセスする等の利用形態が可能になる。 |
教材研究のためのパソコン(1台) | 教師が教材研究のために使い,授業では使わない | ネットワークとの連携が主流になるであろう |
ネットワーク対応 | WWWとの連動が可能。Win95以降でないと無理 | 現在でも,教師が教材研究等をするための環境は整っていると言えるが,生徒が一人一台の形で使うほどはリソースが揃っていない。 |
スタンドアロン | DOSでもいい | 使う目的等が明確でファイル等をそろえておいて,作業をするには,スタンドアロンでも,差し支えない。GCなどでは,DOS版でも,ほとんどのことが実行できる。 |
主な手順
「いくつかの」発問例を考え,比較する |
ある発問に関して,違うソフトを使った場合の授業の違いを比較する |
WWWでワークシートなどを作るとしたら,どういう形態ものがよいかを検討し,実際に作成する。 |
ネットワーク等でディスカッションするには,どういう問題が適しているかを検討する |
上記の問題は改善いたしました。
GC/Win 関連の情報をごらんください。
そういう環境でも,今回,上記程度のことまでできたということは,次回以降は,「みんなで共有するためのリソース作りとしてのページ作り」等を課題として行える可能性が十分にある。
今回,藤井先生のページから,既存のWWW上のいろいろな試みを実感することができたが,さらに進めれば,ここの参加者「だけ」の講座ではなく,その場には参加していない人も, MLの中で議論に参加するとか, 課題として作られたものへのコメントをするとか,かなりインターラクティブなことをやってしまうということもできるのではないかと思う。
個人的な意見だが,あまり近視眼的に「明日の授業をどうしよう」とばかり考えない方がいいと思う。まずは,自分たちの専門である数学に関して,いろいろな知見を深めていくために,「自分たちを育てる」こと,「自分のよさを伸ばすこと」そして,「いろいろな人とのコミュニケーションを取ったり,連携プレーを図ること」を考え,実行してみることが大切ではないかと思う。
そういう中で,ネットワーク時代に適した価値観とか,行動様式とかいうものが見えてくる。そういうものを背景にしながら,次世代の子どもたちにとっての数学を考える中で,自然に,いろいろな事例が育っていくのではないだろうか。
さて,みなさんは,どういう試みを今後なさるでしょうか。
大学や教育センターなどは,どういう機能を果たすべきでしょうか。
MLも作っていただいたことですし,続きはそこでやりましょう。
受付・開講式・オリエンテーション | 講義 学習指導要領の目指す数学教育 (文部省教科調査官) | 事例発表・研究協議 効果的なコンピュータの活用事例紹介 (各県参加者の自己紹介を兼ねて) | 同左 |
発表 コンピュータの活用実践例1 三刀屋高校・栂瀬久男 | 発表 コンピュータの活用実践例2 松江東高校・長野 宏 | 演習 数学科におけるインターネットの活用 松江教育センター・飯国,福代 | 同左 |
講義・視察 マルチメディア活用事例研究 松江工業高校 松江工業高校・舟木,新田 | 同左 | 講義・演習 ソフトウェアの活用と指導案作成 愛知教育大学・飯島康之 | 同左 |
講義・演習 ソフトウェアの活用と指導案作成 愛知教育大学・飯島康之 | 同左 | 講義・演習 ソフトウェアの授業における活用 学習環境研究所・加藤 譲 | |
講義 コンピュータやネットワーク上の著作権 コンピュータソフトウェア著作権協会・久保田 裕 | 講義・演習 数学で利用できるソフトウェア 松江教育センター・飯国雄司 |