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説明のために使う


分かりやすくしよう
元々作図ツールは数学的探究のために開発しました。しかし, だからと言って探究的に使わなければならないものではありません。
「なるほどそうなのか」
そういう使い方が, 授業にとっては最も基本的です。

5分だけ使ってみる
ポイントをしぼることが重要です。
1時間ずっと使おうなどと思わない方が効果的です。
実際,黒板の方が有効なことはとても多くあります。すべてをコンピュータで提示することの方に無理があると言っていいでしょう。

「説明に使える」ことが出発点
「先生が『ここがこう面白い』と説明できる」
これが出発点です。
生徒に説明させれば, 意見を発表する練習になるでしょう。
異なる気づきがいくつもあるようならば, 授業の中で議論をさせることができるでしょう。
「自分で操作したい」と生徒が思うようならば, より探究的な授業もできるでしょう。
しかし, 先生が面白さをプレゼンテーションできないような問題は, 決してモノになりません。
また, そのような授業のすべてにおいて, 「問題提示」や「まとめ」では「先生がきちんと説明する」ことが出発点になります。
いろいろな意味で, 「先生が説明のために使う」ことは出発点なのです。