*0.はじめに - 今日から「数と計算」 *1.数の体系 -まず,大学生として,「数」に関する全体的な景色を把握しておきたい。 ** 「数」の世界であるためには - ただ,いろいろな「数」が集まっているだけでは,「名前」と一緒です。 - それが「数の世界」であるためには,一定の仕組みが存在していることが不可欠です。 *** 具体的には - ** 「足りないもの」を補完するために,「拡大」していく -基本的には,「こういうことを表現したい」「こういうことを可能にしたい」等の願いがあり,それを実現していくために,数の世界を「拡大」していきます。 ** それは「存在」しているものなの? / 「空想」なの? - 拡大していくのは,自由かもしれないけど,....それは「妥当」なんでしょうか - そもそも,そんなものは「ある」のでしょうか。それとも,単なる空想でしかないのでしょうか。 ** 拡大に伴って,「失っているもの」も,ある。 - *2.「活動」の観点から数を見ていくことの重要性 - 大学生的には,四則はそれぞれ抽象的なものとしての「演算」の例と思ってもいい - でも,あたりまえのことだが,その計算規則を教えれば数に関する理解ができるというようなものではない。 - たとえば,「十までの数」だけを使っても,さまざまな活動があり,そこでの意味から,加減乗除がそれぞれ生まれていくし,あるいは拡大していく中で,抽象的な理解も増やしつつ,最初の具体的な意味から離れてもそれらが意味をもつことも理解していくことも必要になる。 *3. 加法・減法の意味などについて -1年生の内容に焦点を当てて -「教科書」では,カエルの場面で,どう表現しているのだろう。 -合わせて,そこにはどんな工夫があるのだろう。 *3.1 加法の意味 -... *3.2 減法の意味 -... *3.3 加法が使われるような文章題 -... *3.4 減法が使われるような文章題 *4.まなびネットにて **4.1 今日は「感想」を。