*0.はじめに **0.0 「授業」としては今日でおしまい - 「この授業」は,今日でおしまいです。 --15回実施しましたしね。 --評価のための素材としては,「最終課題の指導案作成」はメールで提出ですしね。 **0.1 「いろいろな実験」をしてみている授業としての「この授業」 - この授業は,毎年,いろいろなことを「実験」してみています。 - 今年の大きな実験ポイントは,「感染対策」をシームレスに実施すること。 -- 対面・zoom・オンデマンド -- でも,参加状況や,特に対面に参加していない方々の習熟の度合いなどをみると,「それでよかったのか」というのは,さまざまな反省もあります。 - 「動画作成・共有・議論」もその一つです。 - それ以外にも,細かなところでは,いろいろとあります。 -- みなさんが,実感したかどうかは別ですけど **0.2 「動画作成」の扱いの再検討 *** 前回の掲載内容 -「指導案」作成 --@shidouan_2021.docx,ひな型ファイルはこちら --もう,提出してくれている方々,たくさんいます。 --複数回目の提出の方も,もちろんいます。 --そこで「ok」を経て -「模擬授業」という感じで,授業の流れを語る「動画作成」(発表の代わり) *** この中の最後の「動画作成」について - 少なくとも,次の方々は,動画作成は「なし」でもいいかなと。 -- 対面に半数以上参加した / 指導案作成において,それほど支障はない。 - 逆に,次の方々は「必須」と考えた方がいいかなと。 -- (1) 対面授業への参加が,半数以下の方 -- (2) 対面の条件はクリアしているけど,指導案作成において,問題点があるから,「つくった方がいいんじゃないか」と指示された方 -- (3) 自分の中で,「動画作成して,発表の代わりのことをしておきたい」と思う方 -- (4) いろいろな面で成績などが心配な方(加点要素として) **0.3 「まなびネット」に書き込んでください - 「今日」のこと - 「全体を通して」 *1. ケーススタディ - 「今日」希望があったもの - 提出されている指導案等に関して,コメントしておく方がいいと思えるもの。 - 「素材がなくて困っている」方に向けて -みなさんに「チャレンジしてみたい素材」 - など *2. 課題 ** 2.1 「今日の授業の感想」などを「まなびネット」書き込む - 今日の感想 / 次の視点のどれか -- a. 「この話題」について 「こういう点がよくわかった」 / 「こういう点がよくわからなかった」 -- b. 教師の観点からの教材研究について,自分の理解が深まったという点 -- c. ICT利用に関して,自分の理解が深まったという点 -- d. 「CIIという授業に関して」,「ここがよかったから継続してほしい」「ここがよくなかったから改善してほしい」という点 -- e. その他 **2.2 「全体を通して」について「まなびネット」に書き込む - 授業形態について(対面/zoom/オンデマンド) - 動画作成について - 指導案作成について *** あらためて確認しておきたいこと **** 「その教材は,生徒にとって,どんな価値があるものなのですか?」 - 有名な定理だから扱うというだけでは,きっと足りないのです。 - 教科書にあるからというのでも足りない。その背景には「意図」があるはずです。 ****「図形を動かすことの意味」(CIIのねらいとして) - 「動的」であることの意味がないなら,「紙の方が適切」です。 ****「問い」と「その後の流れ」の整合性 -授業設計の基本は,「発問」です。 ****「どんな生徒の活動などが想定されるか」がないと,糸のきれたタコになってしまう -授業がコントロール可能であるためには,「ある程度想定しておく」ことが不可欠です。 -もちろん,実際の授業では「想定外」もありえます。 -そういう意味で,指導案をつくる段階と,その後,実際の授業の中での段階はそれぞれ違う意思決定が必要で,指導案は,「授業のための準備」なのです。 ****「すべてが先生主導できまっているようなもの」はきっと授業じゃない -逆にいえば,指導案だけで授業がきまってしまうようなものは,生きた授業ではありません。 -生徒にどんな活動をさせ,どういうところで授業に参加させていくのか。そういう要因を明確に意識することが必要です。 **2.3 指導案作成 -「まだ」の方,よろしくね。 *3.付記 **3.1 事情がある方は,連絡ください。 - コロナ関係など,特別な事情がある方は,もちろん,誠意をもって対応しますので,連絡してください。 **3.2「安易な再履修」は,今後の授業運営に支障をきたしますので... - 逆に,「ほぼなんの連絡もなく,当初履修登録したけど,....なんとなく,次回でいいや」という方に対しては,「次の授業では,当初から受講予定の学生(後輩など)が一定数いる」という現実を踏まえて対処することになると思います。 - ご了解ください。 **3.3 まともに「学んでこなかった方」へ - オンデマンドなどの各種資料は整備されています。 - 対面に参加しなかったということは,そういうものを活用して「学ぶ」ということを積極的に選択されたということを意味します。 -- でしょ。 - それらを活用した学びの成果を,きちんとみせてください。