基本的な考え方

世の中での数学の「使われ方」の変化と変わらない「学校での数学」

情報化によって, 数学は何がどう変わるのでしょうか。
そしてまた, 世の中での「数学の使い方」という意味では, 様々なツールが使われることによって, 大きく変わっています。たとえば, Excel は「便利で巨大な電卓」のようなものとして, 「それを使って何かをする」ことがいろいろなところで常識化しています。
数学研究の中では, コンピュータを多様する分野とそうでない分野があるでしょうが, Mathematicaをはじめとして, 様々なツールが活躍しています。
学校の中ではどうでしょう。
数学教育でのコンピュータ利用は, すでにかなり前から研究されています。
「研究先進校」では, 様々な研究成果を蓄積してきました。
しかし, 「普通の学校の普通の授業」は, ほとんど変わっていないのが現状ではないでしょうか。

ツールに注目したい

私たちは, 数学にとって役に立つツールに注目しています。
特定の場面や問題に使える特定のソフトではなく, 汎用のソフトです。
特定の学校で使えるソフトではなく, どの学校でも「使いたいと思ったら使える」ソフトです。
そういう基本的なコンセプトやコンテンツ, そして実践事例を蓄積することによって, にすることを考えています。

今回扱うツール

今回, 扱うツールは を念頭に置いています。
高等教育を念頭におくと, 数式処理ソフト(mathematicaなど)をいれるべきかどうかが議論になるでしょうが, 今回は, 初等中等教育を念頭に置いているので, 扱いませんでした。